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MVNOってなに?

格安SIMでよく聞くMVNOってなに?

MVNOとは、他社から携帯電話回線などの無線通信インフラを借り受けて独自のサービスを格安料金で提供している事業者のことです。 MVNOとキャリアとの違いなどをわかりやすく説明します。

目次
■MVNOってなに?
 ‧MNOが分かればMVNOも分かる!
■なぜMVNOだと格安料金にできるの?
 ‧経営コストを最小限に抑えられる!
■MVNOのつながりやすさや速度は?
 ‧@モバイルくん。の場合
■MVNOのデメリットは?MNO(キャリア)独自のサービスが使えなくなる?
 ・キャリアメールは使えなくなる
 ・キャリア決済サービスは使えなくなる。おサイフケータイは?
■MVNOとは まとめ
MVNOってなに?

MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の頭文字をとった略語で、日本語に訳すと「仮想移動体通信事業者」となります。
日本国内で格安SIMを提供している会社のほとんどがこのMVNOになります。

MNOが分かればMVNOも分かる!

MVNOを知るにはMNOを知っておくとより理解が深まります。
MNOとは、「Mobile Network Operator」の頭文字を取った略語で、日本語に訳すと「移動体通信事業者」です。
NTTドコモやau、ソフトバンクなどのことで「キャリア」とも呼ばれます。
携帯電話やスマートフォンは近くの基地局に電波が繋がることで、インターネットに接続できるようになり、通話も繋がるようになります。
MNO(キャリア)は、基地局など移動通信サービスを提供するために必要な設備を自前で保有しています。
それに対してMVNOはこのような設備を自前で保有しておらず、キャリアからインフラである回線を借りています。 MNOとMVNOの違いはV(Virtual = 仮想)があるかないかです。
この「Virtual = 仮想」は「基地局などの設備が自前のものではなく他事業者から借りている」状態のことを示しています。
またMNOは、「自前の回線で通信し、最後のインターネットに繋がる部分も自前のもの」ですが、MVNOは「MNOから借りた回線で通信し、最後のインターネットに繋がる部分は自前で用意」しています。
「NTTの光回線を引いていてプロバイダは別会社で契約」しているのと同じ状況と言えます。

なぜMVNOだと格安料金にできるの?

MVNOが提供する格安SIMは、MNO(キャリア)からインフラ(回線)を借りています。
インフラ(回線)の賃貸料もあるのに格安でサービス提供できるのはなぜでしょうか?

経営コストを最小限に抑えられる!
MNO(キャリア)とMVNO(格安SIM)では経営にかかるコストが違います。
まず先述した基地局など通信施設ですが、施設の維持だけでなく、日々快適な通信ができるように常に設備の増強がされています。
維持費と設備投資費がかかるわけですが、MVNOは自前の設備を持たないためにこの費用が発生しません。
設備の維持費と投資費がかからないだけでなく、ユーザ数に応じて必要な分だけのネットワーク(回線)を借りるため、必要最小限の賃貸料でサービス提供できるのも特徴です。
また、SIMフリー端末を利用することで、スマートフォンや携帯電話などのオリジナル端末の開発費もかかりませんし、WEB申し込みを主流としショップの全国展開を極力抑えることも大きなコスト減になっています。
このように経営コストを最小限に抑えられる様々な理由から、「格安」なサービス提供が可能になっています。

MVNOのつながりやすさや速度は?

スマートフォンを使う際に気になるのは価格だけではありません。
普段のインターネットが繋がりにくかったり、電話が途中で切れたりしてはいくら安くても困ります。
では、MVNOの繋がりやすさや通信エリアがどうなのか説明します。

@モバイルくん。の場合
@モバイルくん。はドコモの回線を使っているため、繋がりやすさや通信エリアはドコモと同じです。
@モバイルくん。のLTEプランをLTE対応端末(スマホ)でご利用いただく場合は、ドコモのLTE通信エリア・つながりやすさと同様です。


同じように、@モバイルくん。の3Gプランを3G対応端末(スマホ)でご利用いただく場合は、ドコモの3G通信エリア・つながりやすさと同様です。
最大通信速度は、LTEエリア下り300Mbps・上り50Mbps、3Gエリア下り14Mbps・上り5.7Mbpsです。

MVNOのデメリットは?MNO(キャリア)独自のサービスが使えなくなる?

いいことずくめに見えるMVNOですが注意点もあります。お申し込みの前にしっかり把握しておきましょう。

キャリアメールは使えなくなる

MVNO(格安SIM)は、キャリアメール(メールの末尾のドメインがdocomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jpなど)が使えなくなります。
パソコンで使っているGmailなどのフリーメールや、プロバイダのメールがある方は、格安SIMに乗り換えた後そのメールアドレスをスマホで使えば大丈夫です。
フリーメールなどのアドレスをお持ちでない方は、格安SIMに乗り換える前にGmailなどでメールアドレスを作成して準備しましょう。

キャリア決済サービスは使えなくなる。おサイフケータイは?
お支払いを月々の月額料金と一緒にキャリアから請求されるキャリア決済はMVNO(格安SIM)では使えなくなります。インターネット通販やアプリ内課金などでご利用している方は、格安SIMに乗り換えた後はクレジットカード決済など別のお支払い方法に変えましょう。
また、おサイフケータイはMVNO(格安SIM)でも使うことができます。おサイフケータイは端末に入っている機能ですので、今使っているスマホでおサイフケータイを利用している場合は、そのスマホに格安SIMを挿してそのままご利用いただけます。(動作確認済み端末の場合)
これから新しいスマホにしようとしている方は、おサイフケータイに対応しているSIMフリースマホを選ぶだけでご利用いただけます。

MVNO まとめ

他社から無線通信インフラを借り受けて、音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のこと。
MNO(キャリア)に比べて、設備費など経営にかかるコストがないために低料金でサービス提供することができます。
最近では、通話はアプリ電話、メールはフリーメール、という方も多いですから、格安SIMにデメリットを感じる方も少なくなってきました!

格安SIMは、お子さまのスマホデビューやご両親のガラケーからのスマホ乗り換えの強い味方になります。
ぜひ、検討してみてください。