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格安スマホとは?

安い機種と格安SIMの安い理由、基礎知識について

近年、非常に安い値段でスマートフォンが使える「格安スマホ」というものが出てきました。
月額数千円で通話、インターネットが使えるというものですが、どんなものなのでしょうか?
今回はそんな、格安スマホとは何かについてご紹介いたします。

目次
■格安スマホとは?普通のスマホとの違いについて
 ‧格安スマホはどうして安いのか
 ‧格安スマホはどれくらい「格安」か
■格安スマホは「機種代」が安い
 ‧安いスマートフォンについて
 ‧SIMフリーのスマートフォンは安い
■格安SIMとは?格安スマホはSIMが安い
 ‧SIMがないとスマートフォンは通信できない
 ‧格安スマホは「SIMフリーの安いスマートフォン」と「格安SIM」
■格安スマホとは まとめ
格安スマホとは?普通のスマホとの違いについて

指で押すボタンが数個しかない、スッキリとしたデザインとなった携帯電話、スマートフォン。世界各国のメーカーが製造しており、デザインや機能もさまざまです。
また、国内で電話、メールなどを使用する際は電話会社との契約が必要になりますが、そのプランもさまざまあります。一般的には機種代込みで8,000円~1万円超えと、少し高価に感じます。
そんな中、月々の支払いが驚くくらい安い「格安スマホ」が登場。格安スマホは、今までのスマートフォンと比べて、何が違うのでしょうか?また「格安」と謳っていますが、どれほど安いのでしょうか。

格安スマホはどれくらい「格安」か

機種代込み24回払いでおよそ1万円前後が一般的な料金設定でしたが、格安スマホは3,000円程度で済ませられます。機種代は別で、プラン次第では月1,000円を割ることもあり、非常に安くスマートフォンが持てることが分かります。

格安スマホはどうして安いのか
一番の要因は、提供する会社が「MVNO」と呼ばれる事業形態を取っていることに起因します。
MVNOは自社で電話やインターネット回線、基地局を持たないため、設備維持費などが削減できます。
その結果、非常に安い値段でスマートフォンを提供できるという仕組みです。
また、機種そのものも安いことが特徴です。
人気のiPhoneなどは10万円を超えるため、電話としては高価に感じるものですが、格安スマホは税込み2万円前後です。

格安スマホは「機種代」が安い

格安スマホと書きましたが、どれほど安いのでしょうか?またどんな機能があるのでしょうか?それらをご紹介いたします。

安いスマートフォンについて

安い回線を提供している会社は、同時に比較的安い値段のスマートフォンも販売していることがほとんどです。人気のiPhoneなどは10万円前後と非常に高価ですが、MVNOの提供するスマートフォンは、安いもので2万円を切るなどとても安価です。 スマートフォンのOSの一種、Androidを搭載したモデルで、安価な機種と高級な機種のスペックの違いを表にしました。表に出てくるスペックはあくまで例になります。

  安価な機種例(およそ1万円) 高級な機種例(およそ8万円)
CPU クアッドコア 1.3GHz オクタコア 2.0GHz
メモリ(ROM) 8GB 64GB
RAM 512MB 4GB
バッテリー容量 2,200mAh 3,505mAh
メインカメラ 500万画素 1,200万画素

それぞれの項目について簡単に解説いたします。

CPU
スマートフォンの脳にあたり、種類やGHzの数値の高さで処理の速さが変わります。クアッドコアは脳が4つ、オクタコアは脳が8つ、というイメージです。

メモリ(ROM)
スマートフォンの脳にあたるCPUの、処理能力を最大限引き出すために必要な部分になります。ここも数値の高さが重要で、高い数値であればあるほど、CPUを最大限活用できます。

RAM
写真、動画、その他いろいろなデータを保存する領域のことです。当然、数値が高ければデータをたくさん保存できます。

バッテリーの容量
数値が高ければ、それだけ長い時間操作が可能になります。

カメラの画素数
数値が高ければより綺麗な写真を撮影可能になります。

こうやって比較すると、CPU、メモリ、カメラの画素数と、明らかに高級な機種の方が優れたスマホだということが分かります。しかし実際のところ、高級機種の搭載するCPUやメモリを最大限活用するシチュエーションというのは、ごく限定的です。例えば、スマホでしっかりとゲームをプレイしたい場合です。 対して安価な機種というのは、最低限これだけのスペックがあれば、スマートフォンとしての機能は十分に果たせているということになります。ただ安価な機種のスペックも年々上がっており、実際のところ最低限のスペックを優に超えている、とも言えます。

比較すると大きな差が出ますが、高級な機種というのは実生活においてオーバースペックとも言えます。

SIMフリーのスマートフォンは安い

以前は、スマートフォンには「SIMロック」という機能がありました。スマートフォンを購入、契約した通信会社以外のSIMを受け付けない、という機能です。 しかし総務省により、2015年5月以降はSIMロックの解除が義務付けられています。この、SIMロックが解除されているスマートフォンを「SIMフリー」と呼びます。 近年ではSIMロックがされたスマートフォンも、購入したキャリアに持ち込めば解除することができます。


この「SIMフリー」という点が非常に重要です。これまで国内ではSIMロックがあったために、購入・使用できる機種は先ほど紹介した高級機種ばかりだったのです。しかしスマートフォンがSIMフリーになることで機種の選択肢が増え、2万円を切る格安スマホを使えるようになりました。

格安SIMとは?格安スマホはSIMが安い

格安SIMとは、MVNOが提供するSIMのことを指します。 大手通信会社とは異なり、通信の最大容量が決まっていたり、通話し放題のプランがなかったりします。しかしMVNOはその事業形態から、非常に安い通信プランを提供できます。格安SIMとは、その安い通信プランを使えるSIMのことを指します。

SIMがないとスマートフォンは通信できない
厳密にいうと、通話回線が使えず、LTEや4Gといったインターネット回線も使えません。SIMが無くてもWi-Fiを使用することはできます。 SIMには個人識別するID情報が記録されています。 スマートフォンにSIMを挿し読み込ませることで、契約した電話回線やインターネット回線が使えるようになります。

格安スマホは「SIMフリーの安いスマートフォン」と「格安SIM」
以前は、大手キャリアのSIMロックによる客の囲い込みがありましたが、近年のスマートフォンの中には、初めから「SIMフリー」のどんなSIMロックでも使える、というスマートフォンがあります。 ここに、MVNOの提供する格安の回線を利用できるSIMを挿すことで、「格安スマホ」になります。機種代の安いスマートフォン、通信費が非常に抑えられたプランのSIMを使うことで、月額数千円で済む、というわけです。

格安スマホとは まとめ

SIMフリーの安いスマートフォン、設備費などを極限まで抑えることで実現した安いSIMを合わせることで、格安スマホは実現しています。

格安スマホは、以下に当てはまるような方には強い味方になります。
■月の出費を抑えたい
■通話をあまりしない
■子どもに持たせておきたい

当てはまる方は、ぜひこの機会に検討してみてください。