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格安SIMの速度

格安SIMの速度

月額料金が安くなるから格安スマホに乗り換えたのに、通信速度は今までよりも遅くなって不満を感じているという方は多いのではないでしょうか。
格安SIMはどうしても、大手キャリアのドコモやau、ソフトバンクなどに比べると通信速度が遅くなってしまう場合があります。格安SIMを扱っている各社によっても通信速度の違いはありますが、他にも理由があります。

なぜ格安SIMは通信速度が遅いと感じるのか?そのための対策はないのか?などについて詳しく紹介していきます。

通信速度が遅い理由

MVNOはキャリアから回線を借りている

※格安SIMを取り扱う、通信設備などを自社で所持せず他の事業者から借りてサービスを提供する事業者のことを「MVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)」と呼びます。
MVNOは、NTTドコモやau、ソフトバンクといったキャリアから回線を借りています。
もちろん、@モバイルくんもMVNOのうちの一つになります。
@モバイルくんは、NTTドコモから回線を借りています。


また、MVNOによって各キャリアから借りている回線の量が違います。
借りている回線の量が多ければ通信速度も早く、少ししか借りていない場合は必然的に通信速度が遅くなってしまうのです。
各MVNOはデータ通信時の通信速度を公開していますが、その数値は実際に利用する際の速度を保証するものではありません。
必ずしもその通信速度で利用できるとは限らないのが現状です。

たとえば、@モバイルくんの5GBプランの場合の通信速度は以下になります。

◆下り最大350Mbps / 上り最大50Mbps(制限時 200kbps)

※上記の通信速度は規格上の最大値であり、実際の速度として保証するものではないためご注意ください。
お客さまのご利用機器や電波状態・回線の混雑状況・ご利用エリアなどによって通信速度が低下することがあります。

利用している人の増減によっても通信速度は変わる

格安SIMの仕組みは、キャリアから借りている回線を利用者間でシェアするというものです。
回線を車線、データを車に例えるとイメージしやすいです。
車が多いと道路が渋滞して速度が落ちます。車が少ないと進みやすいのでスピードが上がります。



回線の量は各MVNOによって決められていますが、利用者が急激に増加した場合などは、回線量が利用者数に対応できなくなってしまうこともあります。
GWの高速道路の渋滞のようになってしまうからです。

利用者が増加した場合、各MVNOも回線を増加することで強化することもあります。
ただ、回線を増やすには一定の時間がかかるため、利用者がすぐには通信速度のスピードが上がったとは感じられないかもしれません。

以上のことを踏まえると、MVNOの利用者数の増減や、それに伴う回線設備の対応等が行われているかどうかということが通信速度にも関わってくるようです。

混雑しやすい場所・時間帯

都市部や駅の構内などの人が多く集まる場所では、スマートフォンや携帯電話を利用する人が多くなるため、通信速度が遅くなりがちです。

また、学生や社会人などの利用が多くなるお昼休みや夜間の時間帯も通信速度が低下します。
特に平日の昼間では、大手キャリアでもこれらの現象は起こることがありますので、MVNOの通信速度は大手キャリアよりも少し遅い傾向が見られます。
この時間帯に快適にネットをしたい、アプリをダウンロードしたい、高画質な動画も閲覧したいとなると、格安SIMでは厳しくなります。

大手キャリアの利用者と格安SIMの利用者のアクセスが同時に集中する場合は、回線を借りているMVNOよりも提供している側の大手キャリアの方が通信速度では有利かもしれません。
また、通信速度が遅くアクセスしづらい時に無理に動画を見ることや、アプリをダウンロードすることは避けた方がよいです。
データ通信量の多い作業をしても繋がりにくいので、HPの閲覧やメールのやりとりなどにとどめましょう。


通信速度は大手キャリアよりも遅くなることはありますが、ネットワークの対応エリアは回線を借りているMVNOも同じですので安心して利用することができます。
また通話に関しても大手キャリアと同じ通話エリアを利用できますし、音声品質も変わりはありません。

通信速度が遅い場合の対応

通信速度が遅い場合に試してみると良い方法はありますが、効果の保証ができるものではありません。
また、劇的に通信速度が速くなることもありませんので、現在使用している携帯電話会社と他のMVNOやキャリアの通信速度を比較したうえで、格安SIMへの乗り換えの検討を行いましょう。

Wi-Fiを使える環境にいる場合は切り替えてみましょう。
自宅や職場以外でも、飲食店、カフェなどでもWi-Fiが使える場所が多くなっています。
普段よく行く場所に、Wi-Fiがあるかどうかを確かめておけば、通信速度の改善は見られるかもしれません。

ほかにも通信速度が遅くなる状況として、地下や高層階、移動中の電車内やバスなどの電波が届きにくい場所があげられます。
このような場所から移動すればある程度の改善は見られるでしょう。